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顎関節症。口を開けづらい、アゴが痛い・・

顎関節症のイラスト

顎関節症(がくかんせつしょう)とは、「口を開けると痛む」「口が開かない」「音がする」といった症状がでる顎の疾患です。特に若い女性に多く見られます。放置していると、首や背中・腰の痛み、耳の痛み、耳鳴りなど、全身に症状が及ぶことも。
このような症状を感じたら、まず歯科医院にご相談ください。

顎関節症の代表的な症状

  • 顎が痛いのイラスト

    顎が痛い

    口を開け閉めした時に顎の辺りや耳の前などに痛みが生じる。

  • 口を開けづらいのイラスト

    口を開けづらい

    口を大きく開けられない。

  • 音がするのイラスト

    音がする

    口を開け閉めした時に音がする。

顎関節症になると口を大きく開けることができないので、会話がしづらかったり、痛くて食事がしにくいなど、生活に支障をきたす場合もあります。

顎関節症の原因

顎関節症を引き起こす原因はさまざまですが、一般的には歯ぎしり・くいしばり・悪い歯並び・悪い噛み合わせ・ストレス・外傷・顎の構造的な異常などが考えられます。顎関節症が進行すると、より深刻な問題を引き起こすおそれがあります。早期に発見して適切な治療を受けることが重要です。

顎関節症の歯科での治療

歯科での治療にはいくつかの方法があります。軽症の場合は顎をなるべく使わないように安静にし、関節を保護するための「スプリント」と呼ばれるマウスピースを装着して治療します。スプリントは物理的に顎を持ち上げた状態を維持するため、顎関節に負担が加わらず、痛みが和らぎます。基本的には就寝前に装着して、起床時に外すので日中の勉強や仕事に支障がでません。顎の痛みが強い患者様には、鎮痛薬を使用して痛みを和らげる処置をすることもあります。