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全身に悪影響も!ブラキシズムとは?

全身に悪影響も!ブラキシズムとは?のイラスト

ブラキシズム(Bruxism)は、歯ぎしりや歯を食いしばる習慣のことを指します。
これは無意識的な行動で、主に睡眠中に発生しますが、一部の人は日中にも歯ぎしりをすることがあります。
ブラキシズムによって上下の歯が長時間強い力で接触していると、歯や歯ぐきを痛めるだけでなく全身にも様々な悪影響を及ぼします。

ブラキシズムは身体の不調を招く元凶です!

ブラキシズムの種類

  • クレンチングのイラスト

    クレンチング

    上下の歯を強く噛みしめる癖です。いわゆる食いしばりといわれるものです。

  • グラインディングのイラスト

    グラインディング

    上下の歯を横方向に擦り合わせる癖です。一般的に歯ぎしりを呼ばれています。

  • タッピングのイラスト

    タッピング

    上下の歯を音が聞こえるのカチカチと噛み合わせる癖で周囲にも解ります。

様々な不調の原因に!

歯が擦り減ったり、グラついてくる・知覚過敏になる・歯周病が悪化するなどの悪影響はもちろん、顎関節症や、口腔乾燥症を引き起こすこともあります。
また、筋肉に常に力が加わっていることで頭痛や肩こり、腰痛などの全身の不調にもつながります。
まず、自分にブラキシズムの癖があることに気づきましょう。この「気づき」が最も大切です。

ブラキシズムの改善法は?

ストレッチする女性のイラスト

ブラキシズムはストレスなどの精神的要因と嚙み合わせなどの物理的な要因が重なり合って起こります。

●マウスピースを装着して寝る
●嚙み合わせを治療する
●ストレッチ運動を行う
●リラックスを心がける
●歯と歯が接触しないよう常に意識する

など個人の症状や状況に合わせた改善方法を見つけることが大切です。
ただし、このような対処法でも状態が改善されない場合、歯科医師の指導を受けることをお勧めします。